「終活」と「エンディングノート」
来店型保険ショップ・川越市・虹色ほけんプラザでは、「終活」と「エンディングノート」の無料セミナーをご希望の方に実施しております。
「終活」をエンディングノートを活用しながらご案内しております。
終活の一部を掲載いたしましたのでご覧ください。
最近よく耳にする「終活」ということば。
就職活動の「就活」や、結婚活動の「婚活」など、「〇活」ということばが流行りですが、いったい「終活」とはどんな内容なのかをお伝えするのと、終活の取り組みで重要となる「エンディングノート」と「生命保険」の活用方法をお伝えします。
まずは、なぜ「終活」が人気なのか、その背景から見ていきましょう。
現在、日本は少子高齢化が進行中です。
以下の表より、平成27年では、生まれてくる赤ちゃんの数が100万8,000人
その年に亡くなった方が130万2,000人です。その差29万4,000人の人口が減少したことになります。
〇 日本の高齢化率
WHO(世界保健機構)や国連では総人口に対して65歳以上の人口の割合がどれくらい占めているかで以下のように定義しています。
平成27年、日本では65歳以上の人口割合は26.7%であり、すでに「超高齢化社会」となっています。
日本ははじめて「高齢化社会」となったのは1970年(昭和45年)でした。
そのわずか24年後、1994年(平成6年)には「高齢社会」に、2007年(平成19年)には高齢化率が21%を超え、「超高齢化社会」とすすんできました。
平成28年9月のデータでは高齢化率は27.3%で、女性については30.1%で、約3人に1人は65歳以上という計算になります。
〇 ひとり暮らし世帯の数
平成27年の総務省の調査によると、日本の世帯数は5,036万1,000世帯で、その中で「ひとり暮らしの世帯」がどれくらいあるのか調査したところ、1,351万7,000世帯あり、全体の総世帯に占める割合が26.8%と高い数が出ています。
ひとり暮らし世帯の中で「65歳以上の方のひとり暮らしの世帯数」は624万3,000世帯と、総世帯数に対して12.7%で約8世帯に1世帯は65歳以上の単身者の高齢者世帯というのが現状です。
その結果、他人には迷惑をかけないように、または家族に迷惑をかけないようにと、自分が死んだあとの整理を元気なうちにしておこうと考える人が多くなったので「終活」が人気となっているという背景があります。
〇 「終活」とは
それでは、一体「終活」とはどんなものなのでしょうか?
〇「終活」の具体例
実際に終活でどのような取り組みをするのか例を挙げてご紹介いたします。
・葬儀はどんなスタイルが希望なのか決めておく
「一般葬」「家族葬」「直葬」など
・お墓がない場合にはお墓を探しておく
「公営墓地」「民営墓地」「寺院墓地」「納骨堂」「散骨」など
・遺影の準備をしておく
いい遺影を残すことは家族へのやさしさです。家族は病気の時の顔より、元気な時のいい顔でいつも見てくれていた方が気持ちが救われます。自分のどんな顔で、どんな服で、どんな場所で、何を持って撮影するかなどしっかり考えておきましょう。
・終末期の治療となった場合、延命治療について家族に伝えておく
もし延命治療を望まない強い意志がある場合は、普段より家族とよく話し合い自分の考えを伝えておくことが重要です。
・介護状態になったら誰に介護してほしいか決めておく
「自宅で家族に介護してほしい」「自宅でプロに介護してほしい」「病院や施設に入りたい」「家族の判断に任せる」など
・財産や相続をまとめておく
一般的に相続財産の大半が「分割しづらい不動産」で構成されています。そのため相続が発生した場合分割がしづらいという状況があります。
遺産分割で訴訟となる場合、一番多い金額は5,000万円以下で43.3%、次に多いのが1,000万円以下の30.9%になっております。1億以上の相続より、割りと相続財産が少ないケースの方が訴訟まで発展しやすいことがわかります。
以上の内容を踏まえると、遺言書等でしっかり相続財産等をまとめておくことは残された家族のためにも重要です。
・エンディングノートを活用
遺言書を書くのは面倒でなかなか行動にうつせない方に最適なのが「エンディングノート」です。
遺言書のように法的な効力はありませんが、気軽に活用でき、自分の思いを家族に残せます。
ご自宅等での無料相談も実施中!