がん患者数の推移
2016年の1年間に国内で新たにがんと診断される罹患者数と、がんによる死亡数の予測が国立がん研究センターより発表がありました。
日本のがん統計は、罹患データで4~5年、死亡データは1~2年遅れて公表されます。諸外国では、これらの遅れを数学的な手法で補正して、現時点でのがん統計を予測する(短期予測)が実施されています。この短期予測を日本のデータで実施したのが今回の結果となっています。
今年1年間に新たにがんと診断される予測罹患者数は、男性が576,100人、女性が434,100人の合わせて1,010,200人で初めて100万人をこえるという事です。昨年の予測より28,000人増です。
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がん死亡者数予測も374,000人です。昨年の予測に比べおよそ3,000人増加するという事です。平成27年、1年間の死亡数は1,302,000人(厚生労働省 平成27年人口動態統計の年間推移)ですので、約29%の方ががんで死亡していく予測となっています。
約2人に1人が、がんに罹患し、約3人に1人が、がんで死亡するのが日本の現状です。
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高齢化の影響でがんの罹患数は今後もしばらくは増え続ける見込みです。
早期発見が重要ですので、日頃からガン検診等は定期的に受診することが大切です。
また、がん保険の準備も大変重要になってきます。
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